小学校高学年の男の子を持つ方から、
先日聞いた話。
その子は喘息があるので、
ほこりっぽい場面がやや苦手。
なので、林間学校などでみんなで布団をしく、
なんてときは、
ちょっと外に出させてもらいたいんだそう。
ところが。
いざ夜になり就寝の準備、となったら、
今の子は布団の敷き方がわからないんだとか!
要するに、ほとんどの子がベッド生活なので、
床を延べ、シーツを敷き、余ったところは下に挟んで…、
の一連を見たことがないんでしょうね。
知っているのはその子と、もう一人くらい。
特にシーツがダメだったようで、教えてあげてもなかなか理解できないそうな。
で結局は二人くらいで全部やったとか。
少し前に、
「テレビのチャンネルを回す」とか、
「電話のダイヤルを回す」という意味が分からない子どもの話は聞いていて、
そうか!もう、無いものね!!
と驚きつつも納得はしたのですが、
布団ね、今度は…。
その子は、
その日に限らず、泊まりの時なんかはよく、
夜廊下で一人吸入をしたりするんだそうなんです。
本人は慣れているのでどうということもないらしいのですが、
見回って来た先生が彼を見つけると、
最初は「何やってんだ!」と怒るのに、
吸入と知ると「大変だな…」となぐさめにまわるそう。
それだけならいいのですが、
熱い先生なんかだと、
隣に座って「先生も昔喘息でな…」などと語り始められ、
それが辛いそうです。
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