このサイトの「アクセス」でも書いていますが、
大森駅からうちに来ようとしたときに、
いきなりかなりの階段を上らないといけません。
駅前に木々に囲まれた神社があり、その脇にある階段を、
私は子供の頃から上り下りしてきました。
この神社で盆踊りをしたり(その暗闇の中で知らない人に「お母さーんあれ買って」と抱きついた!恥ずかしー)、
お祭りの縁日を楽しみにしたり(入り口はいつもわたあめ)、
昔は夏休み中あったラジオ体操に通って友達と顔を合わせたり、
近所のどの神社よりも親しみがあったところですが、
もう、相当前ですけど、
ある時何を思ったのか、夜遅くに帰宅するときに、
出来心でいつもの脇の階段ではなく、
神社内の階段(参道)を上り、境内を通って帰ろうとしたことがあったのです。
深夜の神社ですよ、まぁ私がいけないんですけど、、、
階段を上り切ったら境内の石の上に露出狂が立っていて、
人が居たことと変態であったこととで二重に度肝を抜かれ、
走って逃げてきたことがあるのです。
それから、
普通に神社脇のみんなが通る階段を上っても、
神社の柵の中から外を向いて痴漢が立っている、
ということがひんぱんに起こるようになりました。
妹も見たし、先に歩いている人の悲鳴を聞いたこともあるし、
通っていた近所の美容院でもそんな話を聞きました。
しばらく通るの嫌でしたね…。
もちろんそのうちに出なくなり、
私も忘れていましたが。
何年か実家を離れ一人暮らしをした後、
再び戻ってきた時に感じたのは、
「あれ?この神社なんとなく雰囲気が変わった?」でした。
初詣に行くと、前より手入れが行き届いて神社らしい感じが強くなっている気がする(それまではなんとなく子供の公園て感じでいた)。
今みたいにパワースポットブームでもないし、
御朱印帳が流行っているわけでもない時ですから、
私も「なんかそんな気がする」くらいで深くも考えませんでしたが、
痴漢の出る神社がいいとはさすがに思えないので、
あの時が特に、ないがしろにされてたとかなんか、
そういう時期だったのかもしれませんね。
で改めてそういう目で見てみると、
神社仏閣に限らず、
「なんか気持ちのいいところ」とそうでないところとあるなぁと、
思え、
選べるのならば空気のさっぱりとしたところで過ごす、
行く、のがいいんだろうなと、最近は考えています。
というわけで階段の話かと思いきや、
露出狂の話(??)でした~。
あ、それにしてもあの人どうしたかな。
ああいうのって治るんでしょうかね…。